FIREで海外移住|人脈は力なり!海外移住で友達や知り合いを増やす方法

このサイトではFIREで海外移住する方法について、費用や手続きの事を中心に数回に分けてご紹介している。

何度か読んで頂いている方であれば、FIRE後の海外移住はお金と時間があれば簡単にできるということに気が付いているだろう。

しかし、移住生活をより充実したものにするためには、同じ価値観を持つ仲間や、何かあった時に相談できる友人など、移住先での人脈作りは避けては通れない事である。

ただ、初めて住む国での人脈作りはどのようにすればいいのかわからないという人も多いだろう。

そこで今回は海外での人脈の広げ方について解説していきたいと思う。

海外で知り合いを増やす5つの方法

海外でゼロから知り合いを増やす方法は様々だが、多くの人が実践している代表的な方法は以下5つである。

  • SNSの活用(Facebook、IG、Xなど)
  • 交流会に参加する
  • 習い事やサークル活動を始める
  • 行きつけの飲食店での交流
  • 知り合いの紹介

私が海外で知り合いを増やす為に実際におこなったことや、友人や職場の人が実践している方法も加味している。

友人の中には「スーパーで気が合いそうな同性の日本人を見かけたらナンパする」という強者もいたが、個人的には絶対に実践できないため、今回は誰でも気軽に始められそうなことに絞ってご紹介したい。

SNSの活用(IG、Xなど)

昨今、主流となっているのはSNSを通じた人脈形成である。

InstagramやX(旧ツイッター)での投稿を通じて、気の合う仲間や友人に出会うケースは珍しくない。

SNSにアップする写真がない・何を投稿すればよいかわからないという人もいるだろうが、そのような場合はXから始めてみるのがおすすめだ。

Xは文章のみで完結させることが出来るSNSなので、映える写真や動画を必要としない。

また、各国での情報収集を目的に使用している人が多く、呟きへ返信する形でコミュニケーションが取れるため、気軽に知らない人へ声をかけることが可能である。

始めは現地在住でフォロワーが多い人などを中心にフォローしていき、そこから同世代の人、趣味が合いそうな人、同じようにFIRE済みの人など、様々なカテゴリの人たちへ派生していくのがおすすめだ。

Instagramは主に30代前後の女性が多く使っている印象があり、男性で力を入れて運用している人は少ない印象だ。

美しい風景やキラキラした日常などを写真付きで投稿する必要があり、力を入れて運用しないと人脈形成には役立たせにくい。

一方で、写真付き投稿を見ることができるため、Xよりも個人のパーソナリティがわかりやすいというメリットはある。

交流会に参加する

ネット上で知り合うのに抵抗がある人は交流会に参加するのが良いだろう。

海外では在住者同士の繋がりを増やす為の交流会が盛んにおこなわれている。

私の住むバンコクを例に挙げると以下のような交流会が有名だ。

  • 〇○県人会(同じ県出身・またはその県にゆかりのある人が集まる会)
  • ○〇年会(同い年の仲間が集まる会)
  • ○○大学OB会(有名大学の場合は歴史あるOB会が海外にも存在している)
  • 異業種交流会(ビジネスマン同士の交流が目的の会)

他にも趣味の仲間を見つける大小さまざまな交流会が存在する。

これらの会はSNSやフリーペーパー、現地の日本人向け情報サイトなどを通じて見つけることが出来るので、移住準備期間中に予めチェックしておくといいだろう。

日本人に限らずあらゆる国籍の人が集まる交流会は「Meet up」と呼ばれるものがある。

これもFacebook等で頻繁に情報を受け取ることができるので、多国籍の交流を楽しみたい人は移住先の都市で開催されるMeet upを探してみてはいかがだろうか。

習い事やサークル活動を始める

特別な趣味や、移住後に習得したいスキルなどがある方は、習い事やサークル活動を通じて仲間を増やすのが手っ取り早い。

習い事やサークル活動の場合、求めなくても定期的に会って会話を交わすことになるため、1度限りの交流会などよりも関係構築がしやすいというメリットがある。

男性の場合はフットサルやテニス、バスケットボールなどスポーツ系のチームに参加して仲間を増やしていく人が多い印象だ。

女性の場合はヨガやピラティス、手芸や料理などの教室が人気である。

人見知りで初対面の人との会話が苦手な人は、語学系のグループレッスンがおすすめだ。

レッスンの中では他の生徒と会話の練習をするシチュエーションがあるため、そこから自然と話せる仲になっていくことができるだろう。

行きつけの飲食店での交流

外食が好きな方やお酒を飲むのが好きな方は、居心地の良い行きつけの居酒屋やバーを見つけてみてはいかがだろうか。

行きつけを作ってオーナーや店員さんと仲良くなるも良し、よく顔を合わせる常連同士で仲良くなるも良し。同じお店の味や雰囲気が好きな人はなんとなく価値観や感覚が合う場合も多い。

店員さんと仲良くなれば、自分に合いそうなお客さんを紹介してくれる場合もあるし、何より自宅以外の居場所と呼べるお店ができると日常生活も楽しくなるだろう。

知り合いの紹介

日本にいる自分の友人や知人からの紹介というのは、最も関係構築しやすい方法である。

お互いの知っている人からの紹介という安心感もあるし、事前にどんな人なのかもわかるため、初対面での会話のハードルも低い。

自分の友人の友人がそんな都合よく移住先の国にいる訳がないと思うかもしれないが、東南アジアや北米などの場合、色々な人を辿って行けば意外と知り合いの知り合いに出会えたりするものだ。

私も偶然友人の友人がタイ在住だったことで、タイに来て間もない時期の交友関係が広がったし、後から別の友人の話を聞いた際にはご主人が単身赴任をしていたり、高校の先輩が駐在でタイにいたという話もあったほどだ。

私がタイ移住時に実際におこなったこと

私はタイに移住して8年になるが、最初は知り合いゼロの状態からのスタートだった。

そんな私が移住後にまず行った友達づくりは「知り合いの紹介」と「交流会への参加」の2点である。

もともと日本にいる友人の友人がタイに住んでいた為、まずはその子を紹介してもらい、そこから知人がいくらか増えていった。

しかし、1人の友人から繋がる人間関係だけではよくないと思ったため、日本人同士の交流会やタイ人と日本人が交流できるイベントなどに参加して知り合いを増やしていった。

また、職場にも日本人とタイ人がいるため、そこで仲良くなった人と転職後も関係が続いている。

最近ではInstagram経由での交流から、オフラインで遊びに行く仲になるような場合もあり、人脈形成の方法も時代の流れと共に変化して行っているというのを実感している。

まとめ

今回は海外移住で友達や知り合いを増やす方法についてご紹介したが、いかがだっただろうか。

年を重ねるごとに新しい交友関係は広げにくくなっていくものだが、自分自身がアンテナを張って積極的に行動すれば、人脈を広げていく事はそこまで難しいことではない。

受け身で人見知りの人ももちろんいるだろう。私もその一人だ。

しかし新たな交友関係が生まれることで見つけられる新しい考え方や価値観というのは、すごく刺激的で魅力的だ。

勇気を出して一歩踏み出してみることで、FIRE後の移住生活がより充実したかけがえのない時間になっていくだろう。

著者 石田由希(いしだ・ゆうき)

タイ在住ライター

2017年に念願のタイ移住を果たし、現地の日系人材会社で営業兼キャリアコンサルタントの職務に従事。

ライターとしての活動は2019年より開始し、主にタイの暮らしや海外移住に役立つ情報を国内外のメディアで発信中。自身の移住経験を基に、これから海外移住する方が後悔しないためのリアルな情報発信をモットーに、日々執筆をおこなっている。

これまで寄稿したメディアはタイ関連にとどまらず、国内外の旅行関連、地方自治体、食品メーカー、教育機関など多岐に渡る。

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