【戦況報告】チー太プロジェクト、一時撤退せよ。まだこの武器(AI)は使えない
■勇気ある撤退
結論から述べよう。 4コマ漫画「チー太」作成プロジェクトは、向こう1ヶ月間、中止とする。
理由はシンプルだ。 現状のツールでは、私の求めるレベルで「簡単に」作ることができないからだ。 これ以上続けると、「必死に作業して、なんとか完成させました」という結果になってしまう。
それは、今回の私の実証実験の趣旨に完全に反する。
「最新の技術を使えば簡単です」 こう言えなければダメなのだ。そうでなければ、私が掲げた“AIが「凡人」を「資産家」に変える”というテーマが嘘になってしまう。
私は労働者として作業をしたいのではない。仕組みを作る資産家として、AIと対峙しているのだ。
👇生成AIを駆使して「資産(ビジネス)」を作り出す過程を実践し、発信していく宣言
かつてカエサルも『ガリア戦記』において、輝かしい勝利だけでなく、苦戦や失敗も含めて元老院へ報告していた。 令和のガリア戦記でも、同様にありのままを記録したいと思う。
■ 何が起きたのか?
現場で起きた具体的な「敗因」を報告する。
キャラクターの統一性を保つために、Canvaのマジック生成には、まさにこの問題を解決する「参照画像(リファレンスイメージ)」という機能があるらしい。 その機能を調査し、提案してくれたのは、紛れもなく私の優秀な秘書であるGeminiだ。
これを使えば、AIは1枚目の画像の特徴(キャラクター、画風、色使い)を強制的に引き継ぐことが出来る。つまり、前回作った「キャラクター原案」をそのまま呼び出し、ポーズだけを変えることが可能になるはずだった。
しかし、結論としてこれが使えなかった。 私の環境にはまだ実装されていなかったのだ。
この機能が使えなければ、前回あれほど苦労して作成した「キャラクター原案作り」の工程が台無しになり、また一からプロンプトで微調整する「手作業」に戻ってしまう。
👇前回、苦労してキャラクターを生み出した記録
■ 今回の実証実験で証明したいこと
私がなぜ、ここで「頑張って作業する」ことを拒否したのか。 それは、以下の条件を満たさなければ、万人が使える「成功モデル」になり得ないからだ。
❶人件費ゼロであること(自分とAIだけで完結する)
❷必死な作業がゼロであること(スキル習得や細かい修正作業に時間を費やさない)
❸ボタン一つ、指示一つで成果物が出ること
これが出来て初めて、資金のない普通の人が、再現性のある成功モデルを持つことが出来る。
誤解しないで欲しいが、私は漫画家ではない。というか、絵の才能が全くない。 しかし、「伝えたい文章(哲学)」はあり、それをより分かり易く、楽しく伝える為に「漫画」と言う形での表現にチャレンジしているのだ。
デザインや芸術で生きているプロフェッショナルな方々は、その技巧に時間を費やして当然だと思う。大谷翔平選手も、野球という道にストイックに取り組んでいるからこそ超一流なのだ。
だが、今回の取り組みは違う。 「尖った才能が無い人(私)」が、AIの力を借りて「表現者」になれるか? という実験なのだ。
絵を描く才能が無い人でも、伝えたい文章(哲学)さえあれば、漫画と言う形の「知的財産」を作れるか? それを証明したい。そして、その手助けを、今流行のAIを使えば本当に出来るのか? を実証し、皆さんに伝えたいのだ。
その時に、AIに代わって私自身が細かい修正作業をしていては、話が違う。 それでは「才能のない人が、必死に努力して、なんとか絵を描きました」という、ただの苦労話になってしまうからだ。

■ 良い部分も見えてきている
「手」を動かす作業では壁にぶつかったが、「脳」を使う領域では大きな戦果が上がっている。
❶「作戦参謀」としての機能(コンサルタントの代替) 現在推進中の他のビジネスプロジェクトにおいて、ビジネスモデルの構築、リスクの洗い出し、戦略の立案。これらがAIとの対話だけで完結している。 通常であれば高額な報酬を支払って専門のコンサルタントに依頼する内容である。
❷「弁護士」としての機能(法務コストの削減) 「法的な部分で不利にならない契約の前準備」。これをAIにチェックさせることで、通常なら数万円〜数十万円かかるリーガルチェックを「ゼロ円」で、かつ「秒速」で行える体制が整った。
※この現在推進中のプロジェクトについては、後日詳しく報告する。
■ 現状での結論
今回の戦闘(実証実験)における、現時点での総括は以下の通りだ。
⭕ 成功: 事業主の「脳」の拡張(参謀・弁護士) これは今すぐ使える。既に大きなコスト削減とスピードアップを実現している。
⏳ 継続審議: 事業主の「手」の代行 (漫画家 ☞ 実態として私が目指しているのは著作権者=資産家) これは技術の進化待ちだ。今はまだ、人が介入する余地が大きすぎる。
■ まとめ
わが社のパーパスは、「人類とAIの共生のあり方を示す」ことにある。
何でもかんでもAIにやらせれば良いわけではない。 また、AIが出来ないからといって人間が必死にカバーするのも違う。
「人がやるべきこと」と「AIが出来ること(そして今はまだ出来ないこと)」を見極めていく。
今回の実証実験を通じて、「今はまだ、画像生成において人の手が必要である(=資産化には不向きである)」というエビデンスを提示できたことは、ある意味で良かったと思う。
技術が追いついてくるまで、私は「脳」の拡張に専念し、次なる手を打つことにする。
【プロフィール】
著者:上岡 健司
株式会社ユリウス 代表取締役
IT企業の会社員として30年勤務した後、早期退職を利用してサラリーマンを卒業。会社員時代には、アジア地域3ヵ国に10年以上駐在。在職中にロバート・キヨサキ著『金持ち父さん貧乏父さん』を読み感銘を受ける。経済的自由の大切さに目覚め、不動産投資を開始し、約10年掛けて経済的自由を獲得。
不動産投資で基盤を築いた後、資産運用の一つとして証券投資にも取り組み、資産運用の幅を広げている。在職中から税制面など、より効率的な資産運用を目的に資産管理会社を設立。このサイトでは、自身のFIRE実践者としての経験に基づいた情報を発信している。
AFP(日本ファイナンシャルプランナー協会認定)、宅地建物取引士資格合格
【私の成功ドクトリン(宇宙の法則)】
11年のアジア駐在と投資経験から導き出した、人生と資産形成の指針
- 人は楽しむ必要がある(6〜7割の余裕でやる)
- 人は与える必要がある(相手に得をさせる「四方良し」)
- 他人の成功を祝福する(自分に返ってくる)
- ピンチはチャンス(上手くいかない時こそヒントがある)
- 人生にタダ働きはない(すべての経験は繋がっている)
著書
❶『令和のサラリーマンの為のFIREのススメ』(Amazon電子書籍)
❷『FIRE Recommendation for Office Employee』(Amazon Kindle)
