【令和のガリア戦記】シニア世代で絵心ゼロの私がAI漫画「チー太」を召喚できた日 ~COBOL世代 vs 生成AI~「絵が描けないなら、AIに描かせればいい」
前回、壮大な「AI漫画作り」のプロジェクトをスタートさせた。 今回はそのフェーズ3「制作(Input & Generation)」の実践編だ。
これこそが、今後の漫画作成のキーとなる「キャラクター原案作り」である。 私の頼れる右腕、Gemini秘書と共に挑んだ「チー太召喚」の全記録をここに記す。
※AI漫画作りの全体像(ロードマップ)はこちら↓
【令和のガリア戦記】AI時代の脚本作りとは?~シニアが挑む、デジタル資産形成の最前線~ – 株式会社ユリウス
■ 今回のミッション:AIに「指示書」を読ませろ
今回の工程は以下の通りだ。
❶AI画像の生成(チー太召喚)
❷既存絵の削除(更地化)
❸画像の配置(レイアウト)
❹吹き出しとセリフ入れ(魂の注入)
❺枠線の追加(世界観の確立)
これらをクリアし、記念すべき「第1コマ」を完成させることがゴールである。
驚愕!「日本語」で動くプログラム
まず、主人公「チー太」の設定を固める。 本来はサバンナ最速の俊足を持っているのに、会社という檻の中で飼い慣らされ、走ることを忘れた悲しき猛獣……。
私がこの脳内イメージを伝えると、秘書(Gemini)が一瞬で「AI(Canva)への指示書(プロンプト)」を作成してくれた。
【チー太召喚プロンプト(一部抜粋)】 擬人化された太ったチーターのサラリーマン、30代前半の男性。量産型の紺色のスーツを着て、ネクタイを緩めている……
「えっ、こんな普通の日本語を読むのか?」
大型汎用機時代からコンピューター業界にいた私は驚愕した。 私の時代、コンピューターへの命令と言えばCOBOL言語などの暗号のようなコードだった。それが今や、人間が話す言葉そのままで動くとは。隔世の感がある。

■ 最初の難関:デジタルの「隠し扉」を探せ
意気揚々とCanvaを開いた私だが、ここでまさかの壁にぶつかる。
「生成アプリの場所がわからない」
秘書が用意してくれた命令文を入力するための、「作りたいものを説明してください」という白い入力欄がどこにも見当たらないのだ。 Canvaは機能が豊富なため、まるで忍者の屋敷のように「隠し扉」が多いという。
焦る私。 現役サラリーマン時代、面倒な事務作業やPC操作を部下に丸投げしていたバチが当たったのだろうか?
「画面の左下にありませんか?」「いいえ、出ません」 一つ一つの操作画面をスクショして秘書に送り、ナビゲートしてもらうこと数回。 ついにその時は訪れた。
■ 儀式:チー太がこの世に生まれた瞬間
苦闘の末、ついに「白い入力欄」が出現。 そこに秘書作の「チー太召喚の呪文(プロンプト)」をコピー&ペーストし、震える指で紫色の「画像を生成」ボタンを押した。
数秒の沈黙の後……
画面の下に、4枚の「チー太」が現れた。

「おお……これだ!」 私の脳内にいた、疲れ切った哀愁漂うチー太が、そのまま具現化された瞬間だ。
■ 仕上げ:魂を吹き込む
ここからの作業(既存絵の削除~枠線・セリフ入れ)は、先ほどの苦労が嘘のようにスムーズに進んだ。 秘書に「なぜか好調だ」と漏らしてしまうほどに。
そして完成した、記念すべき第1コマ目がこちらだ。

■ まとめ:大偉業を成し遂げて
『生成AIに指示を出して、ゼロから絵を生み出す』
これを実現できたことは、私にとって控えめに言って「大偉業」だ。 なぜなら、実際の私は、あの「マエケン(元広島カープの前田健太投手)」もビックリするぐらい、壊滅的に絵が下手だからである。
そんな私が、漫画を描ける。 すごい時代が来た。
私の会社(株式会社ユリウス)の基調テーマ第一項はこうだ。 「今、地球に無いものを創る。自分のスタイルを持つ」
今日、私はまさにこれを実践した。 シニア世代、絵心ゼロからの漫画家デビュー。 私の「ガリア戦記」は、まだ始まったばかりだ。
■著者プロフィール
著者:上岡 健司
AFP(日本ファイナンシャルプランナー協会認定)、宅地建物取引士資格合格
株式会社ユリウス代表取締役中国・タイ・ベトナムなどアジア3カ国で10年以上の企業経営経験を持つ投資家・戦略的メディアオーナー。自社での不動産・金融資産運用を実践しながら、資本主義の構造を活用したライフスタイルを発信中。著書多数。
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