【保存版】ドルコスト平均法の罠を突破せよ!資産家が実践する「買う投資」の極意とA・B地点戦略

投資を始めようとすると、必ずと言っていいほど耳にする言葉がある。 「毎月定額を自動で積み立てよう」 「ドルコスト平均法こそが、初心者にとっての正解だ」

しかし、少し立ち止まって考えるべきだ。 思考停止で毎月同じ額を買い続けるということは、価格が高い時にも「買わされている」ということに他ならない。これは、スーパーで特売日を無視して、毎日定価で買っているのと同じだ。

真の資産家は、そんな値段に無神経な買い方はしない。 本記事では、私が提唱する「道③:資産を持つ(Investor)」ための戦略的な「買う投資」の極意を、株式投資を例にして解説する。

「お金を働かせる」不労所得の正体

私が実践しているのは、労働によって、その対価としてお金を得るのではなく、「資産を持つ」という生き方だ。

収入 = 資産 × 利回り

この数式には、「時間」という制約がない。 あなたが寝ていても、家族と遊んでいても、資産は24時間365日、文句一つ言わずに働き続ける。これこそが、資産を持つことで得られる「不労所得(インカムゲイン)」の正体である。

この「資産を持つ」という行為には、2つのアプローチがある。

  • 「作る投資」(Business Owner): 自分が不在でも回るビジネスシステムをゼロから構築すること。現代なら、生成AIを活用したブログやYouTubeなどのデジタル資産作りもこれに当たる。
  • 「買う投資」(Investor): すでに完成されたビジネスシステム(株式)や、価値ある現物(不動産)にお金を投じること。

忙しいサラリーマン(Path 1)がまず取り組むべきは、後者の「買う投資」だと思う。マクドナルドの株を買えば、あなたはハンバーガーの焼き方を知らなくても、世界中の店員が稼いだ利益の一部を配当として受け取れる。これこそが資本主義のレバレッジだ。

資産家の戦略:「いつ(When)」と「何に(What)」を極める

投資家として超えなくてはならない壁は、「いつ」「何に」資金を移動させるかという判断である。 私の言葉で言うと、「お金を、ここぞというタイミングで、A地点からB地点へ移動させる」ということだ。

投資とは「待ち」のゲームである

私は日々、画面にかじりついて株を売買しているわけではない。それは、私にとって「お金を稼ぐために自分が働いている」状態となる。人にはそれぞれのやり方があると思う。私はそれをしない。

チェックするのは日々の株価ではない。市場の「体温」である。

  • 米国10年国債利回り(金利の動向)
  • 為替レート(円の価値)
  • VIX指数(市場の恐怖指数)
  • 地政学リスクやFRBの動向  等々

これらを観察しながら、虎視眈々と「その時」を待つ。

「いつ」移動させるか?市場のパニックを味方につける

年に数回、あるいは数年に一度、市場がパニックになり暴落する瞬間が必ず訪れる。 大衆が恐怖に駆られ、投げ売りを始めた時こそが、私にとっての「バーゲンセール」開始の合図だ。

多くの人が怖くて動けない時に、A地点からB地点へ一気に現金を移動させる。 市場の歪みや恐怖(VIX)をシグナルとして捉え、配当を生み出す優良な資産(金の卵を産む鶏)を安値で仕入れる。これこそが、労働者から資本家へ進化するための「通過儀礼」みたいなものだ。

「何に」移動させるか?堅牢な王道資産を狙え

私がお金を移動させる(あえて買うとは言わない)先は、暗号資産や流行りのハイテク株ではない。 「配当を積み上げてくれる、堅牢な大型株」だ。

  • 通信、商社、銀行、エネルギー

生活に不可欠で、不況でも潰れにくく、株主に対して誠実に配当を出し続ける企業。こうした「王道の資産」が暴落によってバーゲン価格になった瞬間を、狙い撃つ。 「毎月自動引き落とし」で手間を省く代わりに、市場の金利や恐怖指数等を見て、自らの頭で考え、判断し、好機を掴み取る。それが私のやり方だ。

資本主義の「インフラ」を所有せよ!私が大型配当株を買い続ける理由 – 株式会社ユリウス

 まとめ:サラリーマンが資本主義を攻略する「勝利の方程式」

なぜサラリーマンこそ「買う投資」から始めるべきなのか。それは、作る投資には「仕組み作りの時間」が必要だからだ。時間を切り売りしているサラリーマンは、時間を作るのが難しい。資産が働いてくれる「レバレッジ」の存在を活用するべきだ。

【最も安全で確実な勝利の方程式】

  1. 本業で働き、安定した給与から着実に「種銭」を作る。
  2. その種銭と信用力を使い、株や不動産という「資産」を買う。
  3. 「A地点からB地点への移動」という単純作業を、好機に繰り返す。
  4. その資産を保有している間にも、利息や配当金が入ってくる。それを再投資する。→これが肝だ。複利という魔法の力を手に入れることが出来る。
  5. 資産収入が生活費を超えた時、サラリーマンを辞めるチャンスが生まれる。

生活費を超えないまでも、100%給料依存を脱出することで、今とは全く違う景色が広がっているはずだ。

サラリーマンを辞めずに、少しの失敗を経験として受け入れられる状態を確保したまま、このサイクルを繰り返す。利益を再投資し、複利の力を最大化する。これが、普通の人が資本主義を攻略する、最も安全で確実な道だ。思考停止の積立を卒業し、自らの頭で判断する「投資家思考」を身につけよう。

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当ブログで提供される情報は、教育および情報提供のみを目的としており、専門的な金融または投資アドバイスを構成するものではありません。当社は第三者の資産運用や個別的な運用サービスは提供しません。投資判断は自己責任でお願いいたします。

■著者プロフィール

著者:上岡 健司
AFP(日本ファイナンシャルプランナー協会認定)、宅地建物取引士資格合格
株式会社ユリウス代表取締役

中国・タイ・ベトナムなどアジア3カ国で10年以上の企業経営経験を持つ投資家・メディアオーナー。自社での不動産・金融資産運用を実践しながら、資本主義の構造を活用したライフスタイルを発信中。著書多数。

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